WORK AND WONDER【WAW】|東京 [日本橋・赤坂・神田・品川] 日鉄興和不動産の会員制シェアオフィス

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今注目のコワーキングスペース!メリット・デメリット、選び方を解説

シェアリングエコノミーが浸透し、近年急速に数を増しているコワーキングスペース。働く場所を特定していないワークスタイルの人なら、利用を検討したい施設です。今回は、コワーキングスペースの特徴やシェアオフィスとの違い、メリット・デメリット、自分に合ったコワーキングスペースの選び方などについてお伝えします。

コワーキングスペースとは?-シェアオフィスとの違いも紹介

コワーキングスペースとは、作業スペースや会議室、打ち合わせスペースなどを個人や複数の会社で共用し、それぞれ独立して作業を行う場所のことです。多くの場合オープンスペースになっています。

通常のオフィスを借りると、賃貸に関わる初期費用に加えて必要な設備をそろえるための費用が発生し、環境を整えるまでの準備に手間もかかってしまいます。その点、コワーキングスペースであれば、費用も手間も抑えてスムーズに仕事をスタートすることが可能です。

また、コワーキングスペースは、個人事業主のように自身でビジネスを営む人が多く利用しています。そのため利用者同士がコミュニケーションを図ることで、新たなビジネス展開が期待できるのも特徴です。

大都市政策研究機構の調査研究レポートによると、2019年6月8日時点の全国のコワーキングスペースの数は799施設。東京や大阪といった都会に多く、なかでも東京23区に全国の36.9%の施設が集中しています。一方で地方でも増加傾向にあるようです。

シェアオフィスとの違いは?

シェアオフィスとは、複数の会社や個人事業主などが共同で利用するオフィス空間のことです。コワーキングスペースがオープンスペースであるのに対して、シェアオフィスはオープンスペースもあれば個室もあります。シェアオフィスのオープンスペース=コワーキングスペースとも言えます。そのため、このあとご紹介するコワーキングスペースのメリットは、シェアオフィスのメリットであると解釈しても問題ありません。

なお、シェアオフィスには、会員種別が豊富という特徴があります。例えば、コワーキングスペースのみ利用できる会員、法人登記ができる会員、固定デスクを利用できる会員、月決めの個室を利用できる会員など、それぞれのスタイルに合わせて利用できます。

コワーキングスペースのメリット・デメリット

続いてコワーキングスペースのメリット・デメリットについて紹介します。

メリット

  • 初期費用を抑えられる

    オフィスを借りる場合は敷金や礼金などが発生します。コワーキングスペースを活用すれば、そういった初期費用を抑えることができます。

  • 新たなビジネスチャンスが生まれる可能性がある

    コワーキングスペースを利用する人の業種は多様です。交流を図ることで、新たなビジネスチャンスが生まれることもあります。

  • 仕事に必要な設備がそろっている

    コワーキングスペースによりますが、多くの場合デスクや椅子、プリンター、Wi-Fiなど、仕事に必要な設備がすでにそろっています。自分ですべてそろえるとなると手間もコストもかかりますが、コワーキングスペースを利用すると、それらを抑えることができます。

  • 仕事に集中して長時間の作業ができる

    コワーキングスペースなら、オンオフの切り替えが難しい自宅と違って仕事に集中できます。また、カフェなどは滞在時間が長いと注意を受ける場合がありますが、コワーキングスペースなら利用料を払えば、長時間の作業が可能です。

  • 会議や商談の場としても活用可能

    コワーキングスペースには、会議室や商談スペースが設けられていることが少なくありません。モニターやホワイトボードなど必要な備品があることも多く、会議や商談をスムーズに行うことができます。

デメリット

  • コワーキングスペースによって設備に差がある

    ひと口にコワーキングスペースといっても、設備には差があります。自分の欲しい設備が整っているところを選ばないと、仕事の効率が悪くなる恐れがあります。

  • 周囲の会話が聞こえる

    コワーキングスペースは通常オープンスペースになっています。さまざまな人が集まっており、どうしても周囲の会話が聞こえます。雑音が気になるタイプの人は、仕事に集中できなくなる恐れがあります。

  • 情報漏えいのリスクがある

    不特定多数が出入りするため、自宅や専用のオフィスよりも情報漏えいのリスクが高くなります。秘匿性の高い情報を扱う場合には、利用が適しているとは言えません。

コワーキングスペースを選ぶ際のポイントと注意点

上記でご紹介したメリット・デメリットを踏まえて、コワーキングスペースを利用したくなった方もいるでしょう。そこで、自分に合うコワーキングスペースを選ぶポイントや注意点をご紹介します。

コワーキングスペースを選ぶ際のポイント

  • 利用目的を明確にする

    低価格で使いやすいオフィスを探しているのか、ほかの利用者とコミュニケーションを取ることを重視しているのかなど、利用目的を明確にしましょう。利用目的が明確になると、自分の目的に合った特徴を備えているかどうかを事前にチェックすることができます。

  • 設備をチェック

    複合機やWi-Fiなど仕事をするうえで不可欠な設備があるかを、まずはチェックしましょう。また、長時間利用することを考えると、デスクや椅子の造りはどうか、フリードリンクのようなリフレッシュのためのサービスがあるかなどもチェックしておきたいところです。

  • 料金プランを確認する

    料金プランは月額制だけなのかドロップイン(従量制)も利用できるのかなど、自分の利用頻度に適した料金プランがあるかどうかを確認しましょう。

  • 利用層を確認する

    ビジネスチャンスにつながる出会いを期待するなら、どのような層の人が利用しているのかも確認しましょう。まずはドロップインを活用して利用者層や雰囲気を確認するのもいいでしょう。

    ドロップインについて詳しく知りたい方は、「コワーキングスペースのドロップインとは?メリットや利用方法を紹介!」をご参照ください。

コワーキングスペースを利用する際の注意点

コワーキングスペースは、専用のオフィスと異なり、多くの人で共用するものです。常識ですが、周囲に迷惑をかけずマナーを守って利用することが大切です。また利用するコワーキングスペース独自のルールがある場合もありますので確認しておきましょう。ビジネスチャンスにつながる出会いの可能性があることも念頭に、普段から適切な行動を心がけましょう。

また、ビジネスチャンスを広げる目的でコワーキングスペースを利用する場合は、ほかの人とコミュニケーションを図る際に、「自分は何ができるのか」を伝えることが重要です。自分の得意分野を明確にすることで、声がかかる可能性が高くなります。どのようなタイミングでビジネスの話につながるかわかりませんので、いつでもすぐに提示できるポートフォリオを持っておくのもおすすめです。

おすすめのコワーキングスペース

コワーキングスペースを選ぶ際のポイントはわかっても、実際ひとつに決めるとなると迷う人もいるのではないでしょうか。都内で使いやすいコワーキングスペースを探している方には「WAW」がおすすめです。主な特徴をご紹介します。

  • 利用プランが選べる

    必要なときだけ利用できるドロップイン会員、1~13名用の個室を利用できる個室会員、個人事業主やスタートアップ企業に最適なデスク会員など、豊富な利用プランから自分に適したものを選ぶことができます。

  • 開放的なデザイン

    気持ちよく仕事に集中していただけるよう、開放感のあるスケルトン天井と自然光を活かした緑豊かな造りの空間となっています。

  • 充実の設備・サービス

    複合機や無料Wi-Fiなど仕事に必要な基本的な設備だけでなく、自由に利用できるフリードリンクや、各種ケーブルや文房具など仕事に必要なアメニティの貸し出し、有人受付など、充実した設備やサービスをご提供しています。WAWの設備・サービスについて詳しくはこちらをご覧ください。

  • いざというときにも安心の備え

    災害大国である日本において、いざというときの備えがあると安心です。WAWは、水や食料など災害用備蓄品確保、停電時には非常用発電機により72時間のバックアップ電源の供給が可能といった、災害時のサポート体制も万全です。

  • WAW日本橋・WAW赤坂共通で利用可能

    人や仕事が多く集まる日本橋と赤坂にあり、オープンエリアならWAW日本橋WAW赤坂共通で利用可能です。場所を変えることで新たな刺激を得ることができ、ビジネスチャンスの拡大が期待できます。

自分に最適なコワーキングスペースを選ぼう

コワーキングスペースは、低コストで仕事に集中できる場所が得られるというメリットがある半面、オープンスペース形式が多く周囲の会話が聞こえるといったデメリットがあります。まずは、メリット・デメリットをしっかり把握しましょう。利用することを決めたら、自分に合ったコワーキングスペースを選ぶためにも、自分の利用目的や必要としている設備を明確化し、優先度の高いポイントからチェックすることが大切です。 今回の記事を参考に、最適なコワーキングスペースを選定してください。